ある親父のつぶやき

親父から頂いた手紙の内容の記録

息子へのつぶやき2

 

 私も水道局を退職後、6年間嘱託をさせていただき、ありがたく思いました。

それまでも、家と井原の実家を往復していましたが、真備の大洪水の年、6月1日に

草刈り作業後、熱中症で倒れました。真備川辺の床上浸水家庭の片付けを3日間。

それまで、根限り農作業をしていましたが家に戻り、9月7日未明、睡眠中に

けいれん発作後、意識不明になり、病院に救急車で運ばれました。 

       

その後、翌年2月と6月17日に同様なけいれん発作・意識不明が再発して

計3回病院に救急車で運ばれました。

4日間の詳しい検査の結果、「老人性てんかんという指定難病で、

医師の診断書により、運転免許センターでの聞き取りの後、私の運転免許証は

取り上げられてしまいました。免許がなくなり、動けなくなるということは

全くの想定外で、こんなことになるとは考えていませんでした。

本当に不自由なものです。

 

 

これまで毎日、家と散歩のみでしたが、毎朝町内会のラジオ体操後、

知人の紹介で今年2021年3月初めから、銅山跡地に畑作りをしていました。

午前中と午後と毎日石拾いでストレス解消です。6畳間ほどの畑を作るのに

3ヶ月もかかります。鉱山跡地ですから、割石ばかりで、石と土が同じ量で、

10cmぐらいの表土の下は、もう粘土層で、畑にするには土を入れ替えなければ

いけません。

 

   

平成11年に井原に家を建てたばかりで、楽しく豊かな老後を想定、

考え、山林や原野など、周辺土地を買い増しして、4ヘクタール以上になって

いましたが、現在は、父も母も亡くなって、私がこんな状態ですから空き家です。

3~5月は孟宗竹・真竹が1ヘクタール以上あり、タケノコの季節ですが、

ずっと帰れずどうすることもできません。

お互いに元気で健康で、ぼつぼつ行くことを朝夕祈っております。

 

 毎年、春秋と新聞に掲載されていますが、多くの人々が叙勲をいただき、

賢い人々はいくらでもいるのに、日本の国は、いくれでも良くなると思うのに、

私がみる限り、右肩下がりの姿が見えて仕方がありません。

なんとかなりませんか。

 

意見がありましたら、親父に教えて下さい。この歳になり、暇つぶしです。

なお、この総論・慣習法の活用他に、財政インフレ・教育制度・防衛・国政の

心構えなど多岐に渡りますが、別の機会にしましょう。 合掌20210922

 

「孟宗竹」の検索結果 - Yahoo!検索

「真竹」の検索結果 - Yahoo!検索